日本政策金融公庫から借り入れをするときに必要となる「借入申込書」の書き方を見ていきましょう。
借入申込書を書く際に、どう書けばいいのか分からなくなるのは、以下の項目になるかと思いますので、以下の項目を中心に説明します。
- お申込金額
- お借入希望日
- ご希望の返済期間
- 元金措置
1.お申込金額
ここは、借り入れたい金額を記入します。
一般的には、300万円から500万円程度の金額を書かれる方が多いようです。
いくら借りればいいのか悩まれると思いますが、事業計画書を見て、事業を円滑に進めるのに必要な金額を記入しましょう。
日本政策金融公庫の場合、利率が比較的低いので、ギリギリを借りるよりは、余裕を持って多めに借りておいた方がいいと思われます。
2.お借入希望日
実際に借入をしたい日を記入します。
ただし、直近の日付は無理なので、余裕を持って、早めに借入の手続きをするようにして下さい。
実際に借りられるのは、早くても2週間後となるようなので、2週間後以降の日付を書きましょう。
3.ご希望の返済期間
残念ながら、借りたものは返さなければなりません。
もらえるとありがたいのですが、そういうわけにもいかない。
なので、ここには、借入金額をいつまでに返すかを記入します。
事業計画にもよりますが、最長期間である”5年”としておくと、返済に余裕ができていいのではないかと思われます。
4.元金措置
元金の返済をせず、利息のみの返済をしたい期間がある場合、ここに期間を記入します。
例えば、創業直後で手元資金が乏しい場合など、最初の1年は利息のみの返済とし、1年経過後に元金の返済を行うという処置が可能です。
元金措置の期間は、最長で1年となっているので、1年以内の期間を記入して下さい。
まとめ
ものすごく簡単ですが、借入申込書で迷いそうな項目について記述いたしました。
おそらく、ここまで読んでいただいた方なら、簡単に書けると思います。
しかし、実は、ここは、大して重大ではない。
借入申込書を書く前の段階、事業計画を立てるところが大事なんです!!!
事業計画を立てるのは、はっきり言って、めんどくさいです。
しかし、他人に自分の事業について説明するためには、しっかりした事業計画書がないといけません。
慣れていない人は、計画書を作るのは大変だと思いますので、税理士などにお願いしてみて下さい。
親切に作り方を教えてくれる、または一緒に作成してくれると思います。
しっかりした事業計画がなければ、借り入れできないどころか、いくら借り入れる必要があるのかも分かりません。
まずは、そこから、がんばって作っていきましょう!
なお、戸塚税理士事務所では、融資のご支援もさせていただいております。
事業計画書の作成から、金融機関との折衝まで、何でもご相談下さい!!