7月28日の日経新聞に、ふるさと納税で控除される住民税が2018年度に全国で約2448億円になると総務省が発表したとありました。

返礼品が過剰に豪華だとか、都市部から地方への財源の流出だとか、制度自体の是非を問う声はありますが、我々納税者からすると、ふるさと納税を利用しない手はありません。

 

税理士という職業柄、人からよく「何かいい節税方法はありませんか?」と訊かれることがあります。

そんなときは、まず最初に、ふるさと納税を推しております。

この制度、一定の収入を得ている大半の方にとっては、かなりお得な制度と言えるからです。

 

どんなふうにお得なのか、すごくざっくり説明すると、

例えば、5万円をふるさと納税で寄付して、返礼品で1万円相当額のものをもらったとします。

この場合、5万円の支出があるのですが、4万8,000円分は、所得税・住民税が安くなります。

つまり、2,000円の支出で、1万円相当の返礼品を貰えたということになります。

すごいっ!お得!!

これは、利用しない手はないですね!!

 

注意して欲しいのは、その年の所得額によって、お得に使える金額が異なるということ。

場合によっては、損しかねませんので、いくらまでお得に使えるのかは、ちゃんと計算してから行うようにしましょう。

 

このように、ちゃんと計算してから利用すればかなり得する制度なので、まだ利用したことがない方は、ぜひ利用してみることをお勧めいたします!