日本生命保険が2017年4月に発売した「プラチナフェニックス」などの全損型の生命保険を利用することによって、法人税を大きく抑えることが可能です。
仕組みは、こう。
例えば、当期は、生命保険に入る前の段階で、利益が300万円見込まれるとします。
そこで、全損型の保険に加入して、当期中に300万円の支払いをします。
全損型の保険ですから、支払った額300万円の全額が損金となります。
すなわち、利益の見込額300万円から保険料支払額の300万円を控除して、当期の利益は0円となります。
利益が0円となるので、当期の法人税は、一切かからないことになります。
当初の300万円の利益が見込まれた場合ですと、法人税額だけで15%以上取られていました。
そこから考えると、大幅な節税をすることができたと言えます(^^)
ちなみに、保険料として支払った300万円はどうなるのかというと、これらの保険料は積み立てられ、将来、任意のタイミングで保険を解約した際に、解約返戻金として受け取ることが可能です。
解約返戻金を受け取った際は、益金として扱われるため、利益が出ている場合、そこに法人税が課されてしまいます。
そこで、保険を解約するときは、赤字が見込まれたり、経費の支払いが多くなったりする事業年度で計画的に解約をすることが重要になります。
なお、戸塚税理士事務所では、日本生命保険の保険代理店となっているため、これらのお得な保険商品をおすすめすることが可能となっています。
保険が必要と感じた方、ちょっとでも興味の湧いた方は、詳細を声明させていただきますので、いつでもお声がけください(^^)